中国の大手マイニングのビットメインがテキサス州ロックデールにおけるマイニング事業を縮小していることが分かった。テキサス・パブリック・ラジオが10日に報じた

テキサス州のミラム郡の判事であるスティーブ・ヤング氏によると、2人のエンジニアと人事部トップ以外すべてのビットメインの従業員がレイオフ(一時解雇)された。ビットメインがヤング氏に話したところによると、マイニング事業は閉鎖というより縮小だという。

背景にあるのは仮想通貨相場の低迷。ビットメインは、「適度なサイズのチーム」で「いつでも小さなスケールでプロジェクトを再開できる」と話したそうだ。

去年8月ビットメインは、米テキサス州に5億ドル(約555億円)を投じて、ブロックチェーンのデータセンターとマイニング施設を建設すると発表していた。ヤング氏によると、ビットメインはテキサス州のマイニング事業に数百万ドルを投資しており、7000か8000のサーバーがすでに存在している。

仮想通貨相場の低迷とともにマイニング業界が苦戦している。

ビットメインは先月26日、「ビットメインの総従業員数の50%以上が影響を受ける」と大幅な人員削減を認めた。