米ニューヨークを拠点とするビットコインマイニング企業グリニッジ・ジェネレーションは、テクニカルサポートプロバイダーで米ナスダックに上場しているSupport.comとの合併を通じて株式公開することを目指している。
グリニッジの発表によると、Support.comとの間で株式交換を行うことによる合併契約を締結した。株主はこの合併を承認する必要があるが、グリニッジ社は独自の発電所を持つ最初の上場ビットコインマイニング企業になると主張している。グリニッジ社は、ニューヨーク州ドレスデンに発電所を所有し、その付近にマイニング施設を有している。
「この合併は、グリニッジにとって重要な次のステップである」と、グリニッジのジェフ・カートCEOは述べている。発電所とマイニング施設を統合するという「ニューヨーク州で成功したビジネスモデルをほかの場所で再現することを目指しており、公開市場での成長資本がグリニッジを前進させることを可能にする」。
発表によれば、グリニッジとSupport.comは2021年第3四半期に合併を完了させる予定だ。
グリニッジは2020年2月から先月末までビットコイン(BTC)あたり約2869ドルのコストで1186BTCをマイニングしたと報告している。