米国のミレニアム世代はディズニーやマイクロソフト、ネットフリックの株式よりも、ビットコイン投資信託の方に投資しているようだ。
米金融大手チャールズ・シュワブが4日、ミレニアル世代(1980年代以降)、X世代(1970~80年代生まれ)、ベビーブーマー世代(1940~50年代生まれ)の3つの世代が所有する株式の割合のトップ10の結果を示した。
(出典:チャールズ・シュワブ)
各世代でトップを占めているのは、アマゾンやアップルといったテック大手の株式だ。大きく異なるのは、ミレニアル世代の投資先の中にグレイスケールのビットコイン投資信託が入っていることだ。投資の神様ウォーレン・バフェットが率いるバークシャーハサウェイや、ディズニー、ネットフリックス、マイクロソフト、アリババよりも、その比率が多かった。
ミレニアル世代が仮想通貨投資に積極的なのは、ほかの調査からも明らかになっている。
仮想通貨取引プラットフォームのeToroの調査では、米ミレニアル世代の40%が景気後退時のヘッジ手段として仮想通貨を選ぶと回答している。
英国のミレニアル世代についての調査でも、2割がビットコインなどの仮想通貨に投資しているという結果が出ている。
また日本の仮想通貨取引所ビットバンクのユーザー分析でも、仮想通貨投資の中心がミレニアル世代となっている。
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