仮想通貨強気相場が続く中、マイクロストラテジーは、当初発表していた6億ドルから増額し、7億ドルの転換社債発行を計画していることが明らかになった。

3月6日に発表された詳細によると、2030年満期のマイクロストラテジー転換社債は、年利0.625%、転換価格は1株あたり1,497.68ドルとなる。これは、発表時の株価1,234.48ドルに対して21%のプレミアムが付与されている。

同社は、「ノートの所有者は、2028年9月15日までの期日または、社債に関する契約書に定められた根本的な変更に該当する事由が発生した場合に、額面金額の100%に加え、 未払利息を加えた金額でマイクロストラテジーに対してノートの買い戻しを要求することができる」と述べている。

このノートは、適格投資家または機関投資家のみ購入可能だ。マイクロストラテジーは、2027年3月22日以降、普通株が設定転換価格の30%を上回って安定的に取引されている場合、現金でノートを償還できる。

マイクロストラテジーは今回の売却で6億8430万ドルの純資金調達を予想しており、調達資金は追加のビットコイン購入または企業活動に充当される予定。

同社は現在、平均購入価格31,544ドルで193,000BTCを保有しており、これは129億ドルの資産残高と、112%のリターンに相当する。同社の株価はビットコイン全体の強気相場に乗って429.2%上昇している。