仮想通貨マイニング大手ビットメインの共同創業者で、先月突如解任されたミクリー・ツァン・ケチュアン氏が法的措置を講じ、ビットメインに戻る意向を示している。
ビットメインでは内部闘争が起こっており、同じく創業者のジハン・ウー氏が先月30日にケチュアン氏の解任を発表。これについて、ブロックストリームのCSOであるサムソン・モウ氏がツイッターで、ケチュアン氏がビットメインの従業員に向けた書面を入手、公表した。
BREAKING: Micree Zhan just sent a open letter to all Bitmain employees confirming that he was removed as the legal representative of the company without consent, and that he will take back control of the company through legal channels. #BitmainDrama #CalledIt 🍿 pic.twitter.com/PTGyof57qt
— Samson Mow (@Excellion) November 7, 2019
書面によると、ケチュアン氏は出張中に本人の同意なしに突如会社から解任を受けたという。
「『兄弟』だと信頼したパートナーに背中を刺されるテレビ番組のような展開が、実際に自分に起こるとは思わなかった」
ケチュアン氏はビットメインのスタッフと株主宛てにビジネスの目標を達成するために「法的措置により、できるだけ早く会社に戻る」と述べている。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版