メタプラネットがビットコインを107BTC追加購入 株価は15％上昇

メタプラネットがビットコインを107BTC追加購入　株価は15％上昇

日本の投資会社メタプラネットの株価は10月15日、同社がビットコインの買い増しを発表した後、15.7%上昇した。10月15日の発表によれば、今回約107BTCを購入したで、メタプラネットのビットコイン保有量は合計855.5BTC（79.6億円相当）となった。

同社は約10億円を費やして106.976 BTCを購入し、1コインあたり約934万円を支払った。これは、メタプラネットの発表時のビットコイン市場価格約979万円より4.8%安い価格である。

グーグルファイナンスのデータによれば、メタプラネットの株価は1105円で取引されており、10月14日の終値から15.7%上昇している。

4月初めにビットコイン投資戦略を発表して以来、メタプラネットの株価は480%上昇している。

メタプラネットは現在、保有する855BTCに対して79.6億円を支払い、ビットコイン投資で5.4%の利益を上げている。今回のビットコイン購入は、今月初めに行われた4回の購入に続くものだ。

ビットコイントレジャリーズのデータによれば、同社は10月11日に109BTCを購入し、10月7日には108.8BTCを数日前に購入していた。今月初め、メタプラネットは10月1日と3日に2回に分けて合計132BTCを購入している。

メタプラネットのサイモン・ゲロビッチCEOは、同社のビットコイン投資戦略がマイクロストラテジーとその執行会長であるマイケル・セイラー氏に影響を受けたと語っている。

マイクロストラテジーは現在、25万2000BTC以上を保有しており、その価値は164億5000万ドルに達する。ゲロビッチ氏の会社は5月に、「資本市場のあらゆる手段」を採用してビットコインの備蓄を強化すると発表しており、これはマイクロストラテジーの戦略に似ている。

8月には、同社の株主の1人から約10億円の融資を受けて、さらにビットコインを購入した。ビットコイントレジャリーズによれば、メタプラネットはビットコインを保有する上場企業の中で23番目に位置している。