15日18時半現在の主要三通貨の価格

ビットコイン(BTC/JPY):44万826円
イーサリアム(ETH/JPY):15,278円
リップル(XRP/JPY):34.861円
(参考:coincheck)

 

●本日の値動き

(引用元:TradingView BTC/JPY, 1時間足, bitFlyer)

週末からのビットコイン相場は上昇基調だ。16日の正午過ぎに45万円台半ばをつけ、一旦調整した後再び上昇し、18日の正午前に44万円台後半をつけ、17時現在は44万円丁度付近で推移している。

 

●ビットコインのロング/ショート比率

(参考:ビットコインL/Sチェッカー)

今回のビットコイン価格の上昇でロング・ショート比率もやや変動している。再びロングポジションが減少し、ショートポジションが増加し50:50に一時迫った。現在もロングが50.5%で、ショートが49.5%となっている。直近はショートポジションの増加の動きとビットコインの上昇が相関しており、同ポジション比率も注目だ。

 

●ファンダメンタルズ材料

仮想通貨イーサリアムのコア開発者 ASIC耐性のあるProgPoW実装を改めて承認

仮想通貨イーサリアム(ETH)のコア開発者は15日、コンセンサスアルゴリズムであるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)にASIC(特定用途向け集積回路)への耐性を持つProgPoWを実装することを改めて承認した。実装までのスケジュールはまだ明らかになっていない。

ASICによるマイニングは特別なハードウェアが必要で参入障壁があることや中央集権化が進んでしまうことなどの懸念があり今年1月にASICへの耐性を持つProgPoWの実装が決定された。しかし、2月に第3者による監査が行われるまで実装を遅らせることを決めるなどProgPoW実装は難航していたが、今回は前進が見られた。

 

SECの「仮想通貨皇帝」が見解 一部のステーブルコインが証券に該当する可能性

SEC(米証券取引委員会)で「仮想通貨皇帝」と呼ばれるバレリー・シュシェパニャク氏は、一部のステーブルコインが証券と分類されるかもしれないという見解を示した

同氏は市場のメカニズムを利用して価値を安定させるステーブルコインに関して、「発行量や連動する他のデジタル資産の創設や払い戻し、需給の関係」など価格をコントロールしていると指摘。中央のパーティが価格をコントロールすることから、「証券の領域に入るかもしれない」と述べた。もし「誰かが価格をコントロールしたり、利益を保証している」と買い手が約束されているのならば、そのトークンは証券になる可能性があるという。