ポットコインが、来週シンガポールで開催予定の米朝首脳会談に向け、デニス・ロッドマン氏の現地入りを支援するため同氏と協議している。ワシントンポストが7日に伝えた。ポットコインは合法化大麻の取引を促進するために作られた仮想通貨だ。

 ロッドマン氏の代理人クリス・ヴォロ氏は、このバスケットボールの元スターがシンガポール入りに関心を示していることを認め、彼はトランプ大統領と金正恩氏に精神的支援を提供するつもりだと語った。

 カナダを拠点とするポットコインは、17年にもロッドマン氏の北朝鮮訪問を支援した。その際、同氏が訪問中にポットコインのロゴ入りシャツを着ていたことから、ポットコインの価格が急騰した。ヴォロ氏は今回の訪問におけるいくつかの問題についてまだ調整中だと述べたと伝えられている。ポットコインの広報担当者ショーン・ペレス氏は、詳細については語らなかったが、ワシントンポストに対し、ロッドマン氏は「トランプ大統領と金正恩委員長とともにノーベル平和賞にふさわしい」と話し、次のように続けた。

「ポットコインのチーム一同は、当初からロッドマン氏の平和ミッションを固く支持してきた。彼が関わって以降、北朝鮮と米国との政治情勢が改善してきた経緯にとても興奮している」

 米国務省の報道官は、ロッドマン氏が同席するかどうかは不明だと述べ、同氏は公式の米代表団には含まれておらず、「デニス・ロッドマン氏のプライベートな訪問についてはコメントを控える。彼は米政府の代表ではない」と語った。

 ロッドマン氏は、13年にハーレム・グローブトロッターズの代表らとともに北朝鮮を初めて訪れた。その後同じ年にさらに2度訪問し、90年代のシカゴ・ブルズの熱狂的なファンとされる金正恩氏と親交を深めた。これまで金氏との親密な関係構築に努めてきたロッドマン氏だが、金氏が同氏を首脳会談に同席させるかどうかは不明だ。

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