オマーン2番手の銀行バンクドファール リップルネットで決済スタート インドの国際送金市場狙う

中東オマーンで2番目に大きな銀行であるBankDhofar(バンクドファール)が、インドへの国際送金のためリップルの決済ネットワークであるリップルネットを使い始めた。リップル社の南アジアとMENA(中東・北アフリカ)担当者のツイートから明らかになった。

バンクドファールは、リップルネットを使うオマーン初の銀行。リップルネットの技術により、クロスボーダー(国をまたいだ)送金を「2分未満」で提供できるという。オマーンにいる非居住者のインド人がリアルタイムの支払いができるようになるそうだ。

バンクドファールは昨年5月、リップルネットへの参画を発表。その際、仮想通貨XRPの使用が義務となるxRapidを使うかどうかは明らかにしていなかった。 

リップルネットに参画する企業は世界で増加している。

今月10日、中東の送金サービス企業UAEエクスチェンジとUnimoniを持つFinablr(フィナブラー)社が、リップルネットを使ってタイでサービスを開始すると発表。また昨年末には、クウェート国立銀行(NBK)が、リップルネットのブロックチェーン技術を基盤にしたクロスボーダーの送金サービスを立ち上げたことが明らかになった

今年1月時点で、リップルネットに参加する金融機関は200社を超えている。

リップル社は、現在、国際送金の大手SWIFT(国際銀行間通信協会)を追い抜くことを目指している。

SWIFTは、現在世界200カ国に1万1000社以上の提携金融機関にサービスを提供。ただ送金にかかる時間が数日と遅く手数料が高いことが問題となっていおり、代替手段として送金完了まで数秒でコストも安いリップルに注目が集まっている。

【関連記事:ビザやマスターカードがSWIFTを見捨てる日…仮想通貨XRPのクジラがリップルの転換期について語る