主要仮想通貨が全面安となる中、時価総額54位のLisk(LSK)が20%以上高騰した。9日午後にコインチェックが世界で初めてリスクのステーキングサービスを開始すると発表したことを好感した模様だ。

(出典:Coin360 「Lisk/米ドル(1日)」 UTC時間1月9日9時15分時点(日本時間1月9日18時15分時点))

Liskは、プログラミング言語Javascriptで書かれたブロックチェーンプロトコルを指す。コンセンサスアルゴリズムとしてDPoSを採用し、仮想通貨の保有量(ステーク)によって重みづけられた投票によって選ばれた「デリゲート」がブロック承認を行う。

コインチェックは、日本国内初のステーキングサービスを発表。Liskのステーキングサービス提供は世界初になるという。

また、コインチェックは世界最大のLisk保有者だ。執筆時点でコインチェックのコールドウォレットに入るLiskの量は全体の7.56%で、ポロニエックスやバイナンスよりも多い

一方、9日のビットコインは8000ドル付近での攻防が続いた。トランプ大統領の声明から米イラン関係のさらなる悪化はひとまず避けられたとの見方が広がり、「安全資産」とも言われるビットコインは下落した。

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