”ライトニング聖火” 米金融大手フィデリティに渡る 開始から1カ月 広がるビットコインの輪

ライトニングネットワークの普及を目指す「ライトニング聖火リレー(Lightning Torch)」が始まってから1カ月が経過した22日、ついに聖火がウォール街の大手金融機関フィデリティに到達した。Bitcoinistによると、フィデリティはライトニング聖火を受け取った初めての金融機関だという。

1月19日に匿名のツイッター利用者「@hodlonaut」が始めたライトニング聖火リレー。ビットコイン(BTC)の取引スピードの改善や手数料高騰問題の解決、マイクロペイメント(小額決済)を可能にすることが期待されているライトニングネットワークの普及を目的として聖火リレーを始めた。ライトニングネットワークの信頼の連鎖を意味するハッシュタグ「#LNtrustchain 」を使ってライトニング聖火リレーは1カ月以上続き、ツイッターのジャック・ドーシーCEOなど著名人も参加してきた

そして22日、ビットコイン開発者チャーリー・シュレム氏から聖火を受け取った@Wizが、フィデリティ・デジタル・アセットに渡した。

Wizは、フィデリティーに成果を渡したことについて、コインテレグラフ日本版の取材に対して次のように答えた。

「フィデリティのように数兆ドルの資産を持つ企業が私のような見知らぬ男からのツイッターを通して革新的な決済ネットワークで初めての取引をするなんて、我々はなんという時代に生きているのだろう」

フィデリティは、仮想通貨のカストディサービス立ち上げに向けて「最終テスト」段階にあると発表。3月にビットコインのカストディ(資産管理)サービスを始めるために準備を進めていると報道されている。

フィデリティは、その後聖火をハーバード・スクール・ブロックチェーン&仮想通貨クラブに渡した

業界の垣根を超えて広がるライトニング聖火リレー。ビットコインの火がどこまで灯り続けるだろうか。