ツイッターCEO 「ライトニング聖火リレー」に参加 | 仮想通貨ビットコイン取引の改善を目指すライトニングネットワークに追い風か

ツイッターCEOのジャック・ドーシー氏が5日、ライトニングネットワークの普及を目指すための実験「ライトニング聖火リレー(Lightning Torch)」への参加をツイッター上で表明した。仮想通貨支持派として知られるドーシー氏の参加により、ビットコイン取引の改善を目指すライトニングネットワークの認知度が高まるか注目だ。

ライトニング聖火リレー

1月19日に匿名のツイッター利用者「@hodlonaut」が始めたライトニング聖火リレー。ビットコイン(BTC)の取引スピードの改善や手数料高騰問題の解決、マイクロペイメント(小額決済)を可能にすることが期待されているライトニングネットワークの普及を目的として以下のツイートを投稿したのだ。

「ライトニングネットワークを楽しもう..
-この投稿に対して返信をしてくれると信頼する最初の人に対して10万 satoshiをhttp://tippin.me 経由で送る。
-その人は1万satoshiを追加し、(合計の)11万satoshiを誰かに送る(新しいツイートへの返信、或いはこのスレッドへの返信として)
そのような形で...
この試みが壊れる前にどれだけのsatoshiが送金されるかな?」

http://tippin.me はライトニング・ネットワークを活用することでウェブ上で簡単にビットコインの送受信管理が出来るウォレット。satoshiとは、ビットコインの最小の通貨単位のことで「0.00000001 BTC=1 Satoshi 」。1 BTC=400,000 円 の場合、1 satoshi= 0.004 円で、1万satoshiは約400円だ。

ツイッターCEOも参加

このツイートはビットコイン・コミュニティ内で拡散された。ライトニングネットワークの信頼の連鎖を意味するハッシュタグ「#LNtrustchain 」とともに、数百人がインターネット・ミームとしてのこの小さな実験への参加・支持を表明していった。その中には「マスタリングビットコイン」の著者であるアンドレアス・M・アントノプロス氏などの業界著名人も含まれていた。

2月6日、ビットコインに関するポッドキャストのホストなどとして知られるマット・オデル氏がこの聖火リレーの送信先としてツイッターCEOのジャック・ドーシーに打診した。それに答える形でドーシー氏が返信したツイートには歓喜の声がコメントに寄せられている


ドーシー氏は、ビットコイン(BTC)がインターネットのネイティブ通貨になると確信していると、2月2日に公開されたポッドキャストの中のインタビューでコメントし、仮想通貨、ビットコインへの支持を声高に表明したばかり。今回の投稿をきっかけにツイッター上で数多くのクリプトコミュニティメンバーとのやり取りを行っている

ドーシー氏はツイッターで次の受け取り相手としてライトニング・ネットワークラボCEOであるエリザベス・スターク氏 (@starkness) を指名し、スターク氏はすぐに応じている。小さな実験が更なる大きなムーブメントが拡がることが予想されている。

現在までにこのキャンペーンには6大陸、37カ国から141人が参加していることがウェブサイト「https://www.takethetorch.online」に記録されている。送金が行わている様子はYoutubeの動画でも描かれている。現時点では日本で指名された人はいないようだが、かつての「アイスバケツキャンペーン」のように、日本にもこのムーブメントが訪れる日は近いかもしれない。