米決済企業ペイパルがフェイスブックの仮想通貨リブラからの離脱を正式に表明したが、リブラに参画したい企業や組織は数多くあるようだ。

フェイスブックの独自仮想通貨リブラの発行体であるリブラ協会は、「1500の組織が参加に関心を示している」とツイートした

「私たちは、10日間にわたるリブラ評議会の最初のミーティングを楽しみにしている。参加について強い関心を持つ1500の組織の詳細など、新しい情報を共有したい」

米ウォールストリートジャーナルによれば、リブラ協会は10月14日に本部があるスイス・ジュネーブで、リブラ協会の憲章検討や理事会メンバー任命などを話し合う会合を予定している。14日の会合の後、リブラに参加する企業や団体についてより詳細な情報が判明するかもしれない。

リブラ協会は、フェイスブックをはじめウーバーや仮想通貨取引所コインベースなど28の企業・団体が参加表明していたが、このほどペイパルが正式に離脱を表明した

またVISAとマスターカードについては、リブラ協会参加を「再考している」と報じられている

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