米コダック、独自トークン「コダックコイン」の公募計画を明らかに

 コダックによってライセンスされたブロックチェーンベースによる画像著作権のプラットフォームを開発しているWennデジタルは、パブリックとプライベートのトークン発行で最大5000万ドル(約54億円)を調達する計画であることがわかった。ロイターが10日に報じた。

 Wennデジタルは、プラットフォーム上に登録されている画像や著作権を保護するために設計された「コダックワン」と呼ぶブロックチェーンを通じて、画像の保護や収益化、配信をするプラットフォームを開発したという。コダックはWennデジタルの少数株主だと報じられている。

 Wennデジタルのトークン「コダックコイン」の公募は今月21日から開始される予定だ。当初は1月に予定されていたが、参加予定の投資家の「適格性」を判断するために延期されていた。コダックがWennデジタルとの提携を発表した際、コダックの株価は13.25ドルまで急上昇した。だが、トークンの公募が延期した後に下落しており、10日の株式市場では5.15ドルで取引を終えている。

 コダックワンの会長兼共同創業者であるキャム・チェル氏は、コダックワンによるトークン募集は米証券取引委員会(SEC)に登録されると述べた。「将来のトークンに関する簡易契約(SATF)」と呼ぶ方法を使うという。チェル氏によれば、SATFの下での公募では、トークンはブロックチェーンプラットフォームがローンチした時に発行される。プラットフォームは今年後半にローンチの予定だ。SATFでの公募は、認定された投資家に限定されている。

 報道によれば、WennデジタルはSATFの認定を受けた投資家を対象にプレセールを行い、約1000万ドルを調達したという。チェル氏は、需要は開発者側の資金需要である2000万ドルよりも大きいとロイターに対して述べ、「私は5000万ドルが最適だと考えている」と語った。