JPモルガンが米証券取引所(SEC)に提出した報告書によると、仮想通貨関連企業のバスケット型株式投資商品を検討していることが分かった。

バスケット型投資商品である「Insight Notes」は仮想通貨に直接、もしくは間接的に関連する事業を行なっている「米国上場企業11社の関連株が不均等に構成されたバスケット」だ。

例えば、91064BTCを保有するマイクロストラテジーには最も多い20%が配分されている。さらにビットコインを多く保有しているスクエア社には18%、ライオット・ブロックチェーン社には15%が割り当てられている。エヌビディアとペイパルにもそれぞれ15%ずつだ。

そのほかにはアドバンスド・マイクロ・デバイス、台湾セミコンダクター・マニファクチャリング・カンパニー、シカゴ・マーカンタイル取引所グループ、オーバーストック、シルバーゲートなどが含まれている。

目論見書には次のように記載されている。

「銘柄の配分はビットコインへのエクスポージャーや相関性、流動性に基づいて決定されている。」

JPモルガンによると、最低投資額は1000ドルで、満期日は2022年5月となっている。提供開始日は書かれていないが、3月26日を価格設定日としている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン