機関投資家はビットコイン(BTC)価格を押し上げているーーー。
ブルームバーグが18日報じたJPモルガンの新しいレポートで、同行はビットコインの将来における機関投資家の役割を付け加えた。
「ビットコインは買われ過ぎ」
JPモルガンによると、12月は調整局面を回避するために、今月の大きな価格上昇を継続する必要があるという。
既報のように最近の価格上昇は、機関投資家が店頭取引(OTC)で購入したことで引き起こされている。この「流動性危機」によって時間が経てば経つほど、価格上昇の傾向が強まる。クリプトクオントのキ・ヨンジュCEOも機関投資家による買いが続くことでビットコインの上昇は止まらないことを指摘している。
そしてJPモルガンも、買い手は損失を避けるために現在のペースを維持する必要があると強調した。
現在131億ドルの仮想通貨資産を運用するグレイスケールについて、あまりにも規模が大きいことから、「トレーダーによるポジションの巻き戻しを許すには大きすぎる。そのため継続的なネガティブな価格の動きは起きないだろう」と推測している。
しかし、ビットコインは相対力指数(RSI)が70以上に上昇したため、現在の価格水準である24000ドル付近では「買われ過ぎ」となっていることには注意が必要だと警告した。
金価格への圧力強まる
これまでに米生保大手のマス・ミューチュアルがビットコインに1億ドルを割り当てることを明らかにしたことについて、JPモルガンでストラテジストを務めるニコラオス・パニギルトゾグルー氏は、機関投資家の参入によってビットコインに6000億ドルが流入する可能性を指摘している。
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金からビットコインに投資資金が流れ込むという以前からの指摘に加え、最新の調査結果では新たな「トレンド」が起きている。
グレイスケールのビットコイン投信(GBTC)に20億ドル近い資金が流入する一方で、金連動型の上場投資信託からは70億ドルが流出。JPモルガンによると、現在この投資方法はSPDRゴールド・トラストを3口売り、GBTCを1口購入するという流れが起きている。
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ビットコイン価格が史上最高値を更新したことで、金とビットコインの相関関係は10月以来低下している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン