仮想通貨支持派の弁護士ジョン・ディートン氏がマサチューセッツ州の共和党予備選で上院議員候補の指名を獲得し、11月の選挙で民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員と対決することになった。
ディートン氏は元海兵隊員であり、リップル(XRP)の熱心な支持者でもある。9月4日のAP通信の報道によると、彼はエンジニアのボブ・アントネリス氏とクインシー市議会議長のイアン・ケイン氏を破り、共和党の指名を獲得した。ポリティコによれば、ディートン氏は現在までに64%の票を獲得しており、マサチューセッツ州全体の投票数の43%が集計された時点での結果だ。
Source: Politico
ディートン氏は11月に現職のウォーレン氏と対決する予定だ。ウォーレン氏はこれまでに二度上院議員に選ばれており、2012年には共和党現職のスコット・ブラウン氏を破り、2018年には60%以上の票を獲得している。ウォーレン氏は3期目を目指している。
注目すべきは、ディートン氏が勝利演説でいくつかの公約をしたものの、仮想通貨については具体的な言及を避けた点だ。
ディートン氏の予備選キャンペーンは、ウィンクルボス兄弟やフィンテック企業リップルの幹部など、仮想通貨業界の大物からの支援を受けた。仮想通貨系の政治行動委員会(PAC)であるコモンウェルス・ユニティ・ファンドは、ディートン氏の上選挙を支援するためにマサチューセッツ州で100万ドル以上を提供した。
ディートン氏の主要な支援者には、リップル共同創設者のクリス・ラーセン氏とCEOのブラッド・ガーリングハウス氏、ジェミニ創設者のキャメロンとタイラー・ウィンクルボス兄弟、スカイブリッジ・キャピタル創設者のアンソニー・スカラムーチ氏、カルダノ共同創設者のチャールズ・ホスキンソン氏、クラーケン共同創設者のジェシー・パウエル氏などの名前が並ぶ。
連邦選挙委員会の記録によると、ディートン氏は7月31日時点で上院選挙のために約170万ドルを調達している。
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