米CNBCが8日、番組の中でリップルの購入法を詳しく解説し物議をかもしている。XRPトークンの有用性を疑問視する声が上がっている中でのステルスマーケティングだという見方がある。

 人気経済番組「ファーストマネー」司会のブラインド・ケリー氏は番組の中でパソコンのスクリーン上に仮想通貨取引所ポロニエクスの取引画面を出し、リップルのXRPトークンの買い方を実演した。

 ライブ中継で3BTC分のXRPを購入し「これだけリップルを買った。こんなに早くて簡単だ」とのべた。

 これを見たある視聴者は否定的なリアクションをツイートしている。

 これまでもCNBCのファーストマネーはステルスマーケティングの疑いをかけられたことがある。特に昨年12月、突然ビットコインキャッシュを強く推す内容を放送したことが物議をかもしていた。

 リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは米NBCニュースの番組に出演し「XRPが投機の対象になったのは多くの人がビットコインがブロックチェーンがもたらすと思われていた万能薬ではないことに気付いたからだ。XRPは決済に特化し、効率的にその問題を解決している」とのべている。