アイルランドのダブリンシティ大学、ブロックチェーン技術の修士課程を新設

アイルランドのダブリンシティ大学は、テック会社らのネットワーク「テクノロジーアイルランドICTスキルネット」と提携して、同国初となるブロックチェーン技術修士課程を開設する。同国ビジネス・企業・イノベーション省が5月29日に発表した。

2年間の定時制のオンラインコースで2019年9月から開始予定。コース名は「Master’s in Blockchain: Distributed Ledger Technologies(ブロックチェーンにおける修士課程:分散型台帳技術)」。アイルライドで勤務するIT専門家などが対象で、コンピュータサイエンスやコンピューティングの学士を取得しているか同等レベル以上が望ましいとされている。

同コースでは、ICTスキルネットが見極めた今後ブロックチェーン技術者に必要とされるスキルを学ぶことができるとされ、ブロックチェーン教育のハブであるブロックチェーン・アイルランドの協力も得て実現したとしている。ICTスキルネットのデーブ・フィーナン氏は、以下のように述べている。

「この新設された修士課程は、アイルランドにとって、すでに素晴らしいIT専門家をさらに向上させる真の機会となり、将来に待ち受ける仕事への準備となる。産業と教育の相乗効果で、こういった専門家は、ブロックチェーン技術がさまざまな分野へ恩恵をもたらすのに必要な、実践的なツールを習得するだろう」

フィンテックの教育確立に向けては、先日、米ペンシルベニア大学ウォートン校が仮想通貨を含む金融テクノロジーについて学ぶオンライン教育プログラムを発表した。今月初めには、トルコのバチェシェヒシュ大学がブロックチェーン技術に関する情報支援を提供する目的で、ボストンの米ノースイースタン大学にブロックチェーンセンターを公開した。4月には、米コロンビア大学が国際的なブロックチェーンコンソーシアム「Bloxberg」に参加している。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版