「現金が未だに王様」オランダ大手銀INGがレポート発表 仮想通貨への大きな誤解も

オランダの大手銀行INGが仮想通貨に関するレポートを発表し、「現金が未だに王様」であり、「人々は仮想通貨によって金融システムが取って代わることをすぐには望んでいない」と結論づけた。

INGは、現金が未だに王様であるか?というというに「簡潔に答えればイエスだろう」と主張。現金が無くなった方が良いと考える米国人は18%で欧州人は22%しかいなかったと指摘した。

一方、仮想通貨に関しては多くの人々の理解不足が露呈した。74%が仮想通貨とは「デジタル版のマネー」であることを理解する一方、73%が仮想通貨が中央によって管理されていると誤って認識していた。

仮想通貨に対してポジティブな姿勢を持っている人の割合は、米国や欧州諸国では5割に満たなかったが、トルコでは6割を超えた。

トルコでは、法定通貨リラの下落が深刻な問題になっており、既存の金融システムへの不信感が高まっている。

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INGのデジタルファイナンスと規制部門のチーフエコノミストは、次のようにコメントした。

「(仮想通貨が)一部の熱狂的なコアグループ以外でも支持と信頼を勝ち取るためには、既存の有名ブランドとの連携が必要だ。まとめると、仮想通貨は、外からではなく既存の金融枠組みの中から潜在的な利用者にアピールする必要がある」

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版