インドのテックスタートアップのスマート・サイト・イノベーション(SSI)は、自動車のメンテナンスや車検準拠に役立つブロックチェーンアプリを開発した。4月27日に発表した。
SSIは、人口知能(AI)、モノのインターネット、ブロックチェーンのプラットフォームの開発に特化している。今回、匿名の米国顧客向けにモバイルアプリを開発したという。現在、アンドロイド版が有効だとしている。
SSIは、同アプリは、対象自動車が必要な修理や車検の基準への準拠などさまざまな問題のサマリーを生成する。また、ドライバーにアラートを送信し、該当部分の写真を撮影して自動車所有者に詳細リポートを提供する。
最終的には、自動車ドライバーや所有者の自動車メンテナンスや車検に関わる書類作業の軽減を目指すとしている。
同アプリは、ハイパーレジャーのブロックチェーン上で、州および連邦規制に準拠するフォーマットにデータを記録する。SSIは以下のように述べている。
「車検のリポートのデジタル化が有効で、自動車ドライバーは当局の要求に応じてリポートを生成できる。SSIのエンジニアは、アンドロイドアプリに取り組んだ。同プラットフォームのウェブサイトのフロントエンドもだ。バックエンドにはハイパーレジャのブロックチェーン技術を使用し、ネイティブのアンドロイドアプリはアンドロイド・スタジオ&ジャバで開発された」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン