マイクロソフトの共同創設者であるビル・ゲイツ氏は、ビットコイン採用に関する質問に対しては、争いを避けるような回答をしている。
CNBCの”Squawk Box”とのインタビューで、ゲイツ氏はビットコイン(BTC)に投資したこともないし、ビットコインにはあくまで中立だと語った。
「私はビットコインを所有していない。私はビットコインをショートしていない。中立的な見方をしている」とゲイツ氏は述べている。「ビットコインは、熱狂やその見方に基づいて上下する可能性がある。それがどのように進行するのかを予測する方法はない」とも述べている。
"I don't own #Bitcoin. I'm not short Bitcoin," says @BillGates. "I do think moving money into a more digital form and getting transaction costs down, that's something the Gates Foundation does in developing countries." pic.twitter.com/DDe5X196ax
— Squawk Box (@SquawkCNBC) February 18, 2021
かつてゲイツ氏は、ビットコインについて批判的な見方を示していた。2018年のRedditの公開質問セッションの中で、仮想通貨は「かなり直接的に死を招く稀有なテクノロジー」と書き込み物議を醸した。
既にゲイツ氏はマイクロソフトの取締役会のメンバーではないが、現在のマイクロソフトもビットコインには中立的な立場だ。最近、マイクロソフトのブラッド・スミス社長は、メディアからの質問に答える形で、同社がいまのところビットコインに投資する計画はないと答えている。