今月16日に取引所の独自トークン「フォビトークン(HT)」の取り扱いを開始したフォビ・ジャパン。フォビジャパンの陳海騰社長はコインテレグラフに対し、「ユーティリティトークンとして活用していただくことも考えております」と今後の計画を明らかにした。

日本国内でのHT取り扱い開始で、送金や決済、取引、取引手数料の割引、ガバナンスという5つの特徴の普及を目指すという。ガバナンスとはHTによる投票管理機能、HT運用プランの管理投票での利用などだ。

取引所トークンの筆頭といえばバイナンスコイン(BNB)が時価総額で9位と上位に食い込んでいる。HTは18位と健闘している中で日本でも取り扱いを開始し、今後の取引量の増加を目指す。

そのためにもHTエコシステムを構築することで投資以外での活用を広げていくという。

今回、このタイミングで取引所トークンを上場させた意図については、以下のように指摘した。

「銘柄数・顧客数・取引量ともに世界トップレベルの暗号資産取引所として、業界をリードするブランド価値などを考えると、非常に魅力がある金融商品ではないかと思い、日本での上場を実現しました。」