香港の金融規制当局である香港証券先物委員会(SFC)は、仮想通貨取引所への規制を発表した。61ページに渡る文書の中で「少なくとも1つのセキュリティートークンを含む仮想資産をトレードする香港の中央集権型取引所」を規制の対象とすることを示した。
対象となる香港の取引所は、SFCからライセンスが付与されることになる。「ノン・セキュリティー(証券性のない)仮想資産やトークンのみをトレードするプラットフォームにライセンスを付与したり監督をする権限」はSFCになく、管轄外になることを明記した。
SFCトップであるアシュレイ・オルダー氏によると、セキュリティートークンにビットコインは含まれない。
この他、SFCはKYC(顧客確認)やカストディ(資産管理)のあり方、保険、マネーロンダリング(資金洗浄)対策でも指針を出した。
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