香港ビットコインミートアップと呼ばれるグループが、11月に予定されているSegWit2xと呼ばれるビットコイン分岐案に強く反対する声明を発表した。

現地のビットコインコミュニティのメンバーと香港ビットコイン協会で構成されるミートアップグループは、当分岐案を「混乱と害悪を生み出すむこう見ずな試み」と非難。

さらに「SegWit2x はコミュニティにおけるコンセンサスおよびリプレイ対策を有しておらず、(ビットコイン)のエコシステムに混乱と害悪を生み出すむこう見ずな試みと考える」と水曜日にリリースされた声明で述べている

よって我々はSegWit2xに強く反対する。

今月これに先立って、韓国のビットコインミートアップも同様の見解を示している。

企業は毎日のように新たな見解を発表しているが、多数の企業は中立の立場をとっている。

一部の事業者は11月の分岐への対応策を巡り苦心。例えば米仮想通貨取引所大手のコインベースは今週、分岐に対する見解を一転させ批判を浴びた。

香港ビットコインミートアップのメンバーは歯にきぬ着せずに、

「ハードフォーク(分岐)を行って新たなトークンをビットコインとして認知させたいなら、分岐主張者たちはまずビットコインコミュニティからの支持を求めるべきだ。そしてコミュニティ全体の広い支持をとりつけた場合にのみ、分岐を行うべきだ。」

「SegWit2x案はこのプロセスを経ていない」