米国の仮想通貨投資会社モルガン・クリーク・デジタル創業者のアンソニー・ポンプリアーノ氏(通称ポンプ)は、5月に推定されているビットコイン半減期がすでに強気な資産であるビットコインにとって「ロケットの燃料」になると発言した。ザ・ストリートが4月8日に報じた

ビットコインの半減期は5月13日に推定されている。マイナーに対する報酬が半分になることから一般的には価格の押し上げ材料と見られている。ポンプは「金のマイナーが供給量を半分にするのと同じ」と解説する。

「(中央銀行による)量的緩和とボラティリティの激しさから次の2年間で数百%上昇するだろう。私の個人的見解では、2021年12月の前までにビットコインは10万ドルをつける

また、ポンプは、新型コロナウイルスによる経済危機は人々が実際に仕事に戻るまで続くだろうと予想。「問題は誰も確かなデータを持っていないこと」とし「米国で何人が新型コロナに感染しているか聞いても、誰も答えられない」と指摘した。

その上で、人口3億3000万人の国において「89万5000人」しか検査を受けていないことが問題であるとし、さらなるPRC検査の必要性を訴えた。

「イタリアでは新型コロナウイルスが原因と報じられた死者数の99%が他の健康問題を抱えていたと報じらている。新型コロナ陽性判定されて死亡した人と実際に新型コロナが原因で死亡した人の数がごちゃまぜになっている」

ポンプは、3月13日にビットコインが50%以上急落した直後にビットコインに強気な姿勢を示したアナリストの一人だ。ポンプは、「不透明な金融政策に左右されず技術的にも素晴らしいビットコインの可能性を信じている人にとっては、むしろ今が買いだ」という見方を示していた