米仮想通貨取引所ジェミニ、モルガンスタンレー元幹部をコンプライアンス責任者に起用

ウィンクルボス兄弟が運営する仮想通貨取引所ジェミニは、モルガンスタンレー出身のノア・パールマン氏をCCO(最高コンプライアンス責任者)として起用したと発表した。パールマン氏は13年間にわたりモルガンスタンレーで勤務。金融犯罪部門のグローバルヘッドや特別調査部門の責任者を務めた実績を持つ。

パールマン氏は、モルガンスタンレーの金融犯罪部門でアンチ・マネーロンダリング(AML)対策などコンプライアンス全体を統括していた。また、かつては米麻薬取締局(DEA)などでも勤務していた。

パールマン氏起用で、ジェミニはコンプライアンスをさらに強化させる考えだ。

タイラー・ウィンクルボス氏は発表の中で次のように述べている。

「コンプライアンスは、プロダクト、ライセンス、セキュリティとともにジェミニの4本柱の1つだ。〔中略〕マネーの未来を築くには、まず信頼を築かなければならない。信頼こそが私たちのプロダクトだ」

機関投資家向けに新機能も

またジェミニは9月3日、機関投資家向けにサブアカウント機能を導入した。これにより、1つのマスターアカウントで無制限にサブアカウントを作成することができる。同社によれば、このような機能をサポートする仮想通貨取引所は同社が初だとしている。

複数の取引戦略を実行するヘッジファンドや顧客の管理アカウントを提供したいブローカー業者などにとって、「非常に価値がある」とジェミニは謳っている。

発表によれば、マスターアカウントによるユーザー管理や、サブアカウント間で仮想通貨や法定通貨の即時送金、API機能などを持っているという。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版