本日は21時の政策金利発表と、21時半からのカーニー総裁の会見に注目。政策金利は0,75%に据え置かれる公算が高いが、下振れしている経済指標もあり、政策発表を見極めたいとして様子見ムードが高まるだろう。またイギリスのEU離脱を明日に控え、離脱後の先行き不透明感も漂っている。
昨日のFOMCで、パウエル議長が新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に関して、
「ウイルスは深刻な問題」
「ウイルスは中国や世界で経済活動の阻害要因に。FRBは注意深く監視している」
と発言している。カーニー総裁がEU離脱と新型肺炎に関して、どのような発言をするのかにも注目だ。
ポンド円のテクニカル分析と相場見通し
今日のポンド円予想レンジ 141~142.90円
ポンド円のチャートは、以下の通り。
ポンド円は、一目均衡表の雲を下抜けた。英中銀の政策金利発表待ちだが、積極的な買い材料になるとか考えにくい。やはり下への警戒が必要だろう。100日移動平均線(139,94円)が下値メドになると考えている。