ベンチャーキャピタル企業のゲート・ベンチャーズとブーン・ベンチャーズは、ムーブメント・ラボと提携し、新たに2,000万ドルファンドをWeb3スタートアップ向けに設立した。
10月13日の発表によると、このファンドはムーブを基盤としたプロトコルの開発を対象としており、特にムーブネットワークとイーサリアム互換(EVM)アプリケーションをつなぐプロジェクトを重視している。
ゲート・ベンチャーズの広報担当者は「ファンドはムーブエコシステム内の様々なWeb3分野に投資する」とコインテレグラフに語った。投資は、セキュリティに取り組む分散型金融(DeFi)プロジェクト、ゲーム内資産取引を伴うGameFi、非代替性トークン(NFT)管理、ムーブとEVMエコシステム間のデータと資産の転送における相互運用性ソリューションに向けられる。イニシアティブによって支援されたスタートアップは、メンタープログラムやハッカソンに参加する機会があり、ブロックチェーンの相互運用性に関する研究助成プログラムにも参加できる。
ムーブメント・ラボは、元々フェイスブックの親会社であるメタが開発したムーブプログラミング言語に基づくプロトコル。アプトスネットワークとは異なり、ムーブメント・ラボの今後のメインネットは、ムーブとイーサリアムのトランザクションを統合するレイヤー2ソリューションを提供する予定だ。このスタートアップは最近、ポリチェーン・キャピタルが主導するシリーズA資金調達ラウンドで3,800万ドルを調達し、高速ファイナリティロールアップ、クロスチェーンアトミックトランザクション、カスタマイズ可能なトランザクションシーケンシングを進めている。
そのため、ムーブとEVMエコシステムの両方に取り組むスタートアップを支援することは、流動性と開発者の採用を改善するために重要だ。
「最終的な目標は、セキュリティやパフォーマンスを犠牲にすることなく、開発者がプラットフォームを超えて構築できる統合されたブロックチェーン環境を作ることだ」とムーブメント・ラボの広報担当者はのべた。
ムーブメントは、エコシステムを活性化するためにスタートアップへの投資を行っている。9月には、アクセラレータープログラムの最初のバッチのスタートアップが1,320万ドルのシード資金を調達したと発表した。さらに、Web3ポート財団から1,000万ドルを確保し、ムーブネットワーク内のネイティブDeFiプロトコル、消費者向けおよびゲームアプリケーションへの投資を支援する。
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