ゲームと分散型金融(DeFi)の融合であるGameFiの投資家は、お金を生み出す可能性よりもユースケースに基づいてプロジェクトを選択する傾向があるようだ。
2428人のGameFi投資家が参加したChainPlayの調査では、回答者の75%がGameFiのみを理由に仮想通貨業界に参加したことが明らかになった。

投資家の約半数は当初、利益を得るためにGameFiに参加したが、GameFi投資家の89%は2022年のクリプト・ウィンター(仮想通貨冬の時代)に屈し、そのうちの62%が利益の50%以上を失った。

投資家は、ゲーム内経済の設計が不十分だったことが損失の主な原因であると考えている。2022年、世界中の投資家がGameFiに参加した時間は1日平均2.5時間で、昨年からの4.4時間から43%減となった。

劣悪なグラフィックと相まって、ラグプルとポンジスキームの恐怖が、新しいGameFiプロジェクトへの投資を妨げる最大の要因の一つとなっている。その結果、44%の投資家が、従来のゲーム会社の関与がGameFiの成長の鍵になると考えている。

さらに、今後のGameFiプロジェクトに関して、GameFiの投資家の81%は、従来の考え方から脱却し、利益よりも楽しさを優先し、ポジティブなゲーム内体験を求める傾向にあるようだ。
ブロックチェーンゲームとメタバースは、テラ(LUNA)の大失敗による影響が最も少ないエコシステムであることが、DappRadarのレポートで確認された。
また、ブロックチェーンゲームとメタバースの両方に持続的な機関投資が見られ、多くのトップ企業が両セクターが今後強力な経済成長を遂げる可能性があると見ていることが浮き彫りになった。