富士通中央ヨーロッパのトップ、IOTA財団に参加

 富士通中央ヨーロッパを率いるロルフ・ヴェルナー氏は9日、ブロックチェーンの非営利団体IOTA財団の一員に加わった

 IOTA財団の幹部はブログで「ヴェルナー氏のずば抜けた情熱と意欲は 、IOTAプロジェクトにすばらしい価値をもたらすだろう」と述べた。ヴェルナー博士は富士通テクノロジー・ソリューションズで取締役会長も務めている。IOTAは分散型台帳技術(DLT)分野で主導的役割を確固としたものにしていくと強調した。

 IOTA財団の人材採用は世界から注目されている。IOTA財団は今年、モノのインターネット(IoT)に特化したIOTAの普及を推進する目的で発足した。人材採用に関して大きく注目されたのは、今回が2回目となる。

 同プロジェクトは1月、独フォルクスワーゲンの最高デジタル責任者(CDO)であるヨハン・ユングビルト氏を諮問委員会に迎えている。

 IOTAの大きな特徴はタングルというブロックレスの分散型台帳技術だ。ヴェルナー博士は今回の任命に関するコメントの中で、IOTAの価値観に同調していると述べている。

「分散型台帳技術としてのIOTAタングルに基づいた安全な分散型アプリケーションの将来性は計り知れない」

「たとえば、サプライチェーンの改ざん防止監視や安全なID管理など、マシンツーマシン(M2M)決済をはるかに超える可能性がある」

 富士通のブロックチェーン事業も活発だ。先月後半には、ベルギーにブロックチェーン・イノベーション・センターを開設した。