米議会の元議員で大統領選にも出馬したことがあるロン・ポール氏(共和党、テキサス州)は、28日に初めてビットコインを受け取った。

ポール氏にビットコインを送ったのはビットコイン財団の取締役でウォレット企業バレットクリプト創業者のボビー・リー氏。ラスベガスで行われていたライトコイン・サミット2019のランチ時に送った。

ライトコイン創設者のチャーリー・リー氏も同席しており、リー氏は3人とも似たような思想を共有していると述べたそうだ。

我々はみんなリバタリアンだ。個人の自由とマネーの自由を尊重する。」

ポール氏は、FRB(米連邦準備理事会)批判で有名であり、金の支持者として知られている。ビットコインに関しては、7月に通貨間の競争を歓迎するという立場から、仮想通貨とブロックチェーン技術を支持すると述べた。

元議員ではあるが、ポール氏の仮想通貨に対する姿勢は米議会のほとんどの議員と対照的だ。例えばブラッド・シャーマン議員は、「仮想通貨が機能しなかったら投資家は多くのマネーを失うし、機能したとしても米ドルの脅威になったり世界で唯一の準備通貨であるという米ドルの事実上の地位を邪魔したりする」と全否定した。

ちなみに現役議員の中でビットコインの誕生日を祝った議員は2名ほど確認できている

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版