米仮想通貨取引所最大手のコインベースが12日、元ペイパル代表でフェイスブックでメッセンジャー事業部を率いるデイビッド・マーカス氏を取締役に任命したと発表した。コインベースは先週、米ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツから代表兼COOを招へいしたばかり。

 コインベースのブライアン・アームストロングCEOはブログの中で、マーカス氏の「決済とモバイル領域の両方における知識」が同社にとってガイドとなっていくとした。

 同氏のもつ「革新的でインパクトのある製品を市場に放つ大局観と経験値がコインベースの成長にとって価値のあるものになる。」

 マーカス氏はここ五年間仮想通貨に魅了されており、「コインベースは世界中の人々の生活を変えるような仕事をしていると確信している。コインベースとその経営陣と共にビジョンを現実とする手助けをしたい」とした。

 コインベースは現在、激増する口座開設や顧客対応に追われ、人員体制を急ピッチで整備してい