【米国外国為替市場概況】:米中合意期待でリスクオン継続 ドル円は109円を上回って推移

米中貿易協議の進展期待を背景に、火曜日のNYダウS&P500、ナスダック総合指数は続伸し、史上最高値を更新した。米10年債利回りは月曜日の1.764%から1.738%に低下し、ドルインデックスは0.06%安の98.178となっている。

中国の劉副首相とライトハイザー通商代表、ムニューシン財務長官が電話会議を行い、第一段階の合意に向け引き続き協議することで合意したと中国商務省が発表した。また、トランプ大統領は協議は最後の苦しみの段階だと述べ、「協議はうまくいくだろうし、香港問題もうまくいってほしい。習主席なら可能だと思う」と香港について語った。ただし、香港人権法案署名に関しては明言していない。

リスクオンが続く中、ドル円は109.19円と2週間ぶりの高値をつけたが、109.06円に低下している。ドル円は8月26日の安値を起点とした上昇トレンドが続き、108.94の200日移動平均線を超えて推移している。今後の先高感(円安)に期待が高まっている。

ユーロドルは0.05%高の1.1023とほぼ横ばいで推移した。

ポンドドルは0.03%安の1.2861。12月12日の下院選挙の世論調査で労働党が保守党との差を縮め、ブレグジットの不確実性が高まったことがポンド安につながっている。

経済指標では米消費者信頼感指数が市場予想を下回る125.5となり、新築住宅販売戸数は市場予想を上回る73万3000戸だった。ニュージーランド貿易収支は市場予想を上回る-10億1300万NZドルとなった。これを受けNZドル・ドルは0.05%高の0.6429と若干上昇している。

利下げの可能性がある豪ドル・ドルは下げ止まりつつあり、豪ドル・ドルは0.02%安の0.6785となっている。

木曜日の感謝祭を控え、外国為替市場は全般的に市場参加者が減りつつあるようだ。