先週末の米株式市場は5営業日ぶりに反落して終了した。ダウ平均は0.40%安の28051.41ドルとなっている。香港人権民主法案にトランプ大統領が署名したことで中国が報復を明言し、米中合意への悪影響が懸念されたことが株価の上値を押さえた。

米10年債利回りは一時1.795%まで上昇したが、1.774%で終了。ドル円は109.67円と高値をつけたが、109.54円で終了した。

ユーロドルは1.0981までドル高が進んだが、米中協議への懸念から米国債利回りが低下したことで1.1017までドル安となって終了している。

土曜日に国家統計局から発表された注目の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想を上回る50.2となり7か月ぶりに節目の50を上回った。非製造業PMIも54.4とともに前月より上昇している。日曜日に発表された韓国の11月輸出は10月に続いて前年同月比14.3%の減少と市場予想を下回り、12か月連続で減少している。

本日6時30分に発表された11月AIG製造業指数は節目の50を下回る48.1。豪ドル・ドルの値動きにはあまり影響しておらず、7時44分時点では0.02%高の0.6765となっている。豪ドル円は0.04%安の74.09。