英国の調査会社Finder.comが今後の仮想通貨13種の上昇率に関するレポートを公表し、来月1日までにビットコイン(BTC)は2%、XRP(リップル)は8%、イーサリアム(ETH)は8%上昇すると予測した。
Finder.comは、Programming Blockchainで講師を務めるジミー・ソング氏など10人の専門家の見解を調査。時価総額上位3種のほか、とりわけ上昇率が高くなると予想されたのはカルダノ(ADA)で54%のプラス、次はトロン(TRX)で10%の上昇だった。
10人の専門家は年末の価格も予想。トップはEOSで727%、次はバイナンスコインの459%、3位はトロンの449%のプラスだった。
来月1日までにビットコインが2%上昇する理由として、「ブロックチェーン業界全体の成長がビットコイン価格の上昇につながる」といった見方があるほか、イーサリアムに関しては、2月27日に推定されているハードフォーク「コンスタンチノープル」が成功すれば「安定するだろう」という声が出た。
また、XRPについては多くの銀行の間で採用が進んでいることを評価する声やビットコインとの相関関係が一層なくなることを指摘する意見が出た。