フェイスブックが保有するメッセンジャーアプリ「ワッツアップ」がインドネシアでモバイル決済サービスの導入に向けて、現地の国営銀行や企業と交渉を進めていることがわかった。ロイター通信が20日に報じた。

ロイターによると、ワッツアップはインドネシアの国営マンディリ銀行や配車サービスを手がけるゴジェック、中国アントフィナンシャルが展開する決済事業DANA、電子マネーサービスのOVOと交渉しているという。

外資規制が厳しいインドネシアで、ワッツアップは現地企業と組むモデルを構築することで、他の新興市場でのモデルにしたい考えだ。

ロイターによると、フェイスブックの広報はインドネシアで決済サービスに取り組むためのパートナーを探していることは認めたものの、具体的な詳細については明らかにしなかった。

ワッツアップは現在、インドでモバイル決済サービスを展開することを目指している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版