フェイスブックが、仮想通貨リブラに対する政治家や規制機関からのネガティブな反応に対処するため、ロビー企業を雇ったことが明らかになった。

ロビー企業は、首都ワシントンに拠点を置くFSヴェクター。規制コンプライアンスや公共政策、フィンテック・仮想通貨・ブロックチェーンなど金融サービスの領域でコンサルタントを行なっている。

フェイスブックは、「ブロックチェーン政策に関する問題」についてFSヴェクターからサポートを得る。

フェイスブックはリブラに関して世界中の政治家や規制機関から厳しい指摘を受け続けている。多くは、個人情報の流出やマネーロンダリング、金融システムへの悪影響などを不安視している。

フェイスブック批判の急先鋒である米下院のマキシン・ウォーターズ議員は、リブラの規制を担当するスイスの規制当局と話した後も、リブラに対する懸念は払拭されなかったと発言。米下院の2019年秋の優先事項の中にもリブラを入れたことを明らかにした。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版