インドの大手仮想通貨取引所Zebpayは27日、インド準備銀行(RBI)が銀行に対して出した仮想通貨関連事業との取引禁止令を理由に全ての取引を停止したと発表した。ただ、この禁止令は7月に出されており、ほぼ3か月もたった後にZebpayが取引禁止を決定したことになる。
Zebpayは、現在の状況で利用者の注文を受け付けるのは「かなり厳しい状況」だと説明。発表から実際に停止されるまで数時間しかなかったという。
「我々は解決策を探し続ける。パブリックブロックチェーンに活気を与えるデジタル資産を扱う機会をインドに失って欲しくない。しかし、最近はかなり厳しい状況が続いていた。銀行口座への規制は、我々と我々の利用者が意味あるビジネスを行う能力を損なった。現時点では理にかなった方法で仮想通貨交換業を行う方法を見出せていない」
インドの最高裁判所は、現在RBIの禁止措置に対する上訴を受けて公聴会を開いている。