FTX破綻が仮想通貨業界の混乱を引き起こし続ける中、様々な仮想通貨取引所がFTXトークン(FTT)をプラットフォーム上で上場廃止にしている。

発表によれば、仮想通貨取引所のバイナンスは、FTTペアが審査に合格しなかったとして、そのプラットフォーム上でFTT/BTC、FTT/BNB、FTT/ETHおよびFTT/USDT取引ペアを削除した。しかし、バイナンスは、FTT/BUSDペアはまだその取引所で利用可能であるとしている。

コミュニティメンバーからもトークン上場廃止をバイナンスに求める声も多かった。インフルエンサーのCevoはツイートで、バイナンスのチャンポン・ジャオCEOoにFTTに対して直ちに行動を起こすよう促し、取引所の顧客を守るためにFTX関連のすべてを上場廃止にするよう提案していた

バイナンスとは別に、BitMEXはFTTに関連する永久スワップ契約を上場廃止にした。これには、同社のFTT/USDとFTT/USDTのペアが含まれている。BitMEXは、上場廃止の理由として、このペアのスポット取引の減少を挙げている。BitMEXと同様に、KuCoinもKuCoin FuturesのFTT/USDTの永久契約の上場廃止を発表した。

一方、Zipmexも2022年11月22日にFTTの上場廃止を発表しているが、2023年2月14日までは出金可能な状態にしておくとのことだ。

FTX危機の始まりから数日後、元CEOのサム・バンクマン-フリード氏は様々なメッセージをツイートし、中には不可解なツイートもあった。これについて、仮想通貨コミュニティ内で様々な憶測や突拍子もない仮説も浮上している。たとえば、不可解なツイートは、サム氏が裁判にかけられたときに、心神喪失を主張するためでyはないかという説も出ている。