ブロックチェーン普及を目指す国際機関INATBAは、EC(欧州委員会)とユニバーシティカレッジロンドン(UCL)と協力し、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックに対応するブロックチェーンソリューションを取りまとめる。

INATBA(International Association of Trusted Blockchain Applications)は、昨年設立。創設メンバーの中には、IBMやアクセンチュアなどの他、リップルやコンセンシス、IOTAなど100以上とされる。

イニシアチブ「COVIDタスクフォース」として、さまざまな民官の事業体をまとめ、パンデミックの二次的な複数の課題を改善できるブロックチェーンソリューションを活性化させる。

具体的には、政府、社会、商業に関わる課題を改善する企業向けブロックチェーンソリューションを特定する。すべてのソリューションが、そろって準備が整っているわけではないので、どのブロックチェーン製品が素早く導入できるのかを見極める。

ECの広報担当者のジェラード・デ・グラフ氏は、「ECは、この重要なイニシアチブにおける我々の協力者を招く」と述べている。

UCLのブロックチェーンテクノロジーセンターもまた、専門知識において同タスクフォースをサポートする。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン