EU ブロックチェーン普及を目指す国際機関INATBAを立ち上げ 仮想通貨業界からリップルやコンセンシスなど加盟

EU(欧州連合)は3日、ブロックチェーンの普及を目指す国際機関INATBA(International Association of Trusted Blockchain Applications)を立ち上げた。創設メンバーの中には、IBMやアクセンチュアなどの他、リップルやコンセンシス、IOTAなど100以上の名前が見られる。

INATBAは、仮想通貨業界のスタートアップ、中小企業、大手企業、規制当局の連携を図り、ブロックチェーン、分散型技術をメインストリームにすることが狙い。欧州委員会のマリヤ・ガブリエル氏は、次のようにブロックチェーンの重要性を訴えた。

「今日の経済では、昔のように信頼を構築するためにかける時間が少なくなってきている。がんと闘う時、再生可能エネルギーについて話す時、商品の信ぴょう性を担保する時、当事者は顔を突き合わせずにお互いのことを信頼しなければならない。どうやったらできるのだろうか?もちろん、ブロックチェーンだ」

3日に行われたINATBA立ち上げ式典では、新たに48の組織がメンバーシップの申し込みをしてきたことが明かされた。

欧州全体で、ブロックチェーンの研究開発が進まないことに対する危機感は高まっている。

今年1月、欧州銀行監督局(EBA)は、今後の仮想通貨に関する規制についてEU各国でバラバラであることを危惧し、EUレベルで対応することを呼びかけた。またオーストリアのデジタル経済大臣シュラムボエック氏は今月、ヨーロッパは規制過剰の傾向が強く、世界トップ10企業にヨーロッパ企業が入っていないと嘆き、ブロックチェーンに対する規制は必要ないという見解を示した。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 European Union Launches International Association of Trusted Blockchain Applications