イーサリアム財団、4回目の助成金供与対象者を発表

イーサリアム財団は15日、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンの開発に取り組んでいる20の人と団体に、4回目となる助成金供与を発表した。

リリースによれば、助成金総額は300万ドル(約3億3600万円)超だ。プリズマティックラボとステータスには、それぞれ50万ドルが供与された。両社は、イーサリアムの共同設立者ヴィタリク・ブテリン氏が2017年11月に最初に発表したイーサリアム 2.0エコシステムの開発に取り組んでいる。

助成金受領者は、スケーラビリティ、ユーザビリティ、セキュリティなど、ネットワークの発展に貢献方法によって分類された。アダルト向けエンターテインメントプラットフォームのスパンクチェーンは、非保管の支払いチャネルハブ向けオープンソースソフトウェア開発キット(SDK)の構築に42万ドルの助成金を受けた。

2018年2月、6つの大規模なブロックチェーンプロジェクトがイーサリアムキャピタルファンドを創設した。コスモス(Cosmos)、ゴーレム(Golem)、メーカー(Maker)、ライデン(Raiden)、日本のベンチャーキャピタルのグローバルブレイン(※)は、イーサリアムブロックチェーンエコシステムを開発するプロジェクトに累計1億ドルを提供すると発表した。ブテリン氏はその後、顧問としてプロジェクトに参加すると発表している。

ブテリン氏自身も、イーサリアムのブロックチェーンネットワークのスケーリングソリューションなど革新的なテクノロジーを構築するオープンソースプロジェクトに寄付している。2017年9月、顧問を務めるオミセゴー(OmiseGo)や分散型取引所カイバーネットワーク(Kyber Network)からの報酬を、慈善団体に寄付するか、イーサリアムのセカンドレイヤーインフラ開発に提供すると述べていた。

※グローバルブレインは世界各地のベンチャーに対する支援を行っているベンチャーキャピタル。ブロックチェーンのエコシステムの普及・発展を目的として子会社GB Blockchain Labsを設立している。