仮想通貨イーサリアム基盤のカードゲーム人気が急上昇、ライバルの香港デモ対応失敗が追い風か【ニュース】

仮想通貨イーサリアムのERC-721規格での取引数が24日、ほぼ2年ぶりに1日あたり3万回の水準に迫った。コインメトリックスによると、背景にあるのはイーサリアム基盤のカードゲーム、ゴッズ・アンチェーンド(Gods Uncahinedだ。

(出典:CoinMetrics「ERC-721規格での取引数」)

イーサリアム系のゲームとして有名なのはクリプトキティーズは、2017年末の取引数は1日あたり8万回を突破。イーサリアムのブロックチェーン取引に渋滞を引き起こした。

ゴッズ・アンチェーンドによる取引数急増によって22日にイーサリアムで一時的な渋滞が見られたという。また、同日に一時的に手数料の高騰も誘発したが、23日には通常に戻った。

ゴッズ・アンチェーンドは、ERC-721規格に基づくカードゲーム。ERC-721はノンファンジブル(代替不可能)トークン(NFT)で有名。ノンファンジブルトークンは1つ1つに固有の性質があり、代替が不可能なことが特徴となっている。

ライバルが香港デモ支持を禁止で追い風?

先月、ゴッズ・アンチェーンドのライバルである「ハースストーン」が、香港デモ支持する発言した人気プロゲーマーのトーナメントへの参加を禁止した

中央集権的で恣意的なルール設定をするハースストーンとは対照的に、ゴッズ・アンチェーンドはブロックチェーンの性質を生かした分散型の運営に切り替えており、ユーザーからの支持を獲得しているのかもしれない。

ゴッズ・アンチェーンドは22日にトレーディングカードのマーケットプレースを開設。プレーヤー同士がカードの売買やトレードを行えるようにした。以前は、ゴッズ・アンチェーンドからのみカードの受け取りが可能だった。

執筆時点におけるdApps(分散型アプリ)の取引量ランキングでは、ゴッズ・アンチェーンドは1738.59ETH(約2800万円)でトップとなっている。