ビットコイン(BTC)に1:1で裏付けされたイーサリアム(ETH)ベースの仮想通貨ラップドビットコイン(WBTC)が31日に取引を開始した。

WBTCは、米国の仮想通貨ウォレット会社ビットゴー(BitGo)やカイバーネットワーク(Kyber Network)などが昨年10月に共同で立ち上げたプロジェクト。イーサリアムの規格の一つであるERC20に基づいたトークンで、「分散型取引所(DEX)やステープルコインなどの担保、支払い、柔軟なスマートコントラクト」などに使えるという。「ビットコインの流動性をイーサリアムに持ち込むことで、WBTCは分散型取引所でビットコインの価値を使った取引を可能にさせる」ことが特徴だという。

現在、WBTCの価格はCoinMarketCapで確認可能。執筆時点での価格は3495ドルとビットコイン(BTC)の価格である3494ドルとほぼ同じだ。