今週、イーサリアム(ETH)の価格が上昇トレンドに入り、多くのアナリストが3000ドル以上への上昇を予測している。強気の背景には、現物イーサリアム上場投資信託(ETF)への資金流入の増加や、企業によるETH保有戦略の発表がある。
スポーツベッティング企業シャープリンク・ゲーミングは、6月28日から7月4日にかけて7689ETHを平均2501ドルで購入したと発表した。これにより同社の保有量は20万5634ETH、時価で5億3300万ドルを超える規模となっている。
企業によるETH保有戦略の拡大がさらなる価格上昇を促す可能性はあるのか。チャートから動向を探る。
ETH価格予測
ETHは9日に急騰し、直上のレジスタンスラインであった2738ドルを突破した。これは強気派による積極的な買いを示唆する動きだ。
20日間指数平滑移動平均線(EMA、2561ドル)は上向きに転じ、相対力指数(RSI)もプラス圏に入っており、買い手優位の状況がうかがえる。売り手は2879ドルの水準で強く抵抗する可能性が高いが、この水準を上抜ければ、ETH/USDTは3153ドル、さらに3400ドルまで上昇する可能性がある。
ただし、売り手も黙って傍観するとは考えにくく、価格を2738ドル以下に押し戻そうとするだろう。もしそれに成功すれば、価格は再び20日EMAまで下落するだろう。この水準が次の注目ポイントとなる。20日EMAで反発すれば、再び2879ドル突破を狙う展開となる。
一方で、20日EMAを割り込むと、しばらくは2111ドル〜2879ドルのレンジ相場が続く可能性もある。
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なお、2800ドルを超えたことでRSIは買われすぎの水準に入り、短期的には調整や保ち合いに入ることが想定される。価格が2738ドルを下回った場合、4時間足チャートでは20日EMAがサポートラインとして意識される。ここでしっかり反発すれば、センチメントは依然として前向きで、押し目買いの動きが続いていることを示す。この場合、再び2879ドルまでの上昇が視野に入る。
逆に、20日EMAを明確に割り込み、その水準で引けた場合は、強気派が急速に利益確定に動いたサインとなる。そうなると、ETHは50日単純移動平均線(SMA)まで下落する可能性もある。
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