2021年にビットコインを法定通貨に採用したエルサルバドルは、米国に「ビットコイン大使館」を開設する。

エルサルバドルが米テキサス州と新たにパートナーシップを組んだ取り組みの一貫。ビットコイン大使館はエルサルバドル政府のオフィスを兼ね、テキサス州政府とともに協力してビットコインの普及を進める。

駐米エルサルバドル大使のミレーナ・マヨルガ氏は2月14日にツイッターで今回の取り組みを発表した。

Texas Deputy Secretary of State Joe Esparza and El Salvador’s U.S. ambassador Milena Mayorga. Source: Twitter

「テキサス州政府のジョー・エスパルザ次官補との会談では、2つ目のビットコイン大使館の開設と商業・経済交流プロジェクトの拡大について話し合った」という。

エルサルバドルは2022年10月、スイス南部の都市ルガーノに初のビットコイン大使館を開設した。

ブロックストリームの元最高戦略責任者サムソン・モウ氏によると、ビットコイン大使館の設立は、国民国家や都市がビットコインを採用する次のステップであるという。彼は、このようなイニシアチブは、ビットコインを採用した場所間で同盟を確立するような新しいイニシアチブを開発するための国家間の協力を意味すると述べている。