オランダの中央銀行は、2020年1月10日から仮想通貨関連サービスを提供する企業の規制を開始する。ロイターが9月3日に報じた。同国で仮想通貨サービス運営などを継続したい場合は中銀への登録が必要となる。

オランダの中央銀行であるオランダ銀行は、運営を継続したい仮想通貨関連分野の企業には同銀行への登録を義務付けるとし、以下のように述べている。

「具体的には、仮想通貨と通常の通貨の交換サービスを提供する企業や仮想通貨ウォレットプロバイダーは、オランダ中央銀行に登録しなければならない」

オランダ政府は今年7月、マネーロンダリング対策の行動計画を発表。その中には仮想通貨取引所やウォレット事業者への規制導入も盛り込まれていた。

また今年1月には、ピート・フークストラ財務大臣がオランダ銀行やオランダ金融市場庁から、仮想通貨サービスを提供する業者に対してライセンス制を導入すべきとアドバイスを受けたと報じられていた。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版