「破滅博士」として知られる経済学者ヌリエル・ルビーニ教授の次のターゲットは、イーサのようだ。
感謝祭前日の27日、ルビーニ教授はツイッターを更新し、イーサの価値はゼロ以下であると述べた。
Crypto-Apocalypse: Ethereum down 90% from the peak, in free fall and now close to the 2018 low. Still a long way from zero that is its fundamental value. Actually it is worth negative given all the toxic externalities of energy waste and pollution that its mining generates
— Nouriel Roubini (@Nouriel) November 27, 2019
「仮想通貨アポカリプス:イーサリアムはピークから90%下落し、下げ止まらない。2018年の安値に近づいている。イーサの本来の価値であるゼロからはまだ遠い。いやむしろマイナスがふさわしい。マイニングによって出されるエネルギーの無駄と汚染という有害性を考慮に入れればね」
ルビーニ教授といえば、これまでビットコイン批判の急先鋒として知られてきた。昨年10月の米議会公聴会では、主にビットコインを念頭に「仮想通貨は全ての詐欺とバブルの母」と発言した。
また、今年4月に行われたイーサリアム創設者ヴィタリック・ブテリン氏との対談の中で、「仮想通貨は詐欺」や「ビットコインの世界の格差は北朝鮮よりひどい」などと批判していた。
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