米司法省と証券取引委員会(SEC)は、歴史的な銀行経営不振の中で先週規制当局によって閉鎖されたシリコンバレー銀行(SVB)の突然の破綻について調査を開始した。
ウォールストリート・ジャーナルが3月14日の報道によると、司法省とSECの調査は銀行破綻に至った経緯と、破綻までの数週間にSVBの財務担当者が行った株式売却についてであるという。
SVBのグレッグ・ベッカーCEOとダニエル・ベックCFOは、同行の破綻の2週間前に保有するSVB株式を売却しており、一部から怒りの声が上がっている。
ニューズウィークによると、ベッカーCEOは2月27日に360万ドル相当の株式を売却し、ベックCFOは同日に57万5180ドルの株式を売却した。CNBCによると、SVBの幹部は過去2年間に8400万ドル相当の株式を現金化した。
しかし、これらの調査は初期段階であり、告発や不正行為の疑惑につながらない可能性もあるという。
NPRの記事によると、司法省からの正式な発表は数日中に行われる予定だという。米連邦準備制度理事会(FRB)も、銀行の破綻を調査している。
一方、SVBフィナンシャル・グループは、2人の幹部とともに、金利上昇によって銀行が「特に影響を受けやすい」ことを開示しなかったとして、13日に株主から提訴されたと報じられている。